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 本日は、週中盤に関東を通過した台風6号の影響の他、梅雨入りも宣言されたこともあって、あいにくの空模様の一日となりました。なかなかどうして台風一過の澄みきった青空とはいかないものです。そのような中、当山においては、午後から毎年恒例の一日攝心が行われました。

 

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 攝心では、一炷目の坐禅を12時30分に開始し、以後合計して四炷の坐禅を行いました。普段の自由坐禅や月例坐禅では、二炷の坐禅で完結していますので、本日のように午後の半日だけで四炷の坐禅という内容は、さすがに坐り応えのあるものと感じています。

 

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 坐禅後は、昨年に引き続き『月舟和尚夜話』をテキストに、方丈による講義が小一時間行われました。その中で方丈は、『夜話』の文中にあった「一事に付きて工夫する」ことの大切さについて話しをされました。学道(あるいは仕事や勉強と置き換えても良いですが)にとって一番の難敵は「単調さ」になります。毎日する行いというものは、繰り返すうちに慣れてしまい、慣れてしまうと目に映るものが色あせてゆき、日常を単調なものへと変えてしまいます。そしてその単調な日常を単調な気持ちのまま放置してしまうと、やがて起居動作が雑になり、起居動作が雑になると学道に対する姿勢が崩れ、志も薄くなっていきます。そうなってしまっては、せっかく佛教(仕事・やりたい事)に出会い、その教えを実践しても、結局はそれらを「台無しにしてしまうことになる」ということを述べられました。「一事に付きて工夫する」とは、普段から問題意識を持ち、改善するべき事項があれば工夫してより良いものに進化(深化とも)させていくことを言うのであり、そういう気持ちで物事にあたれば、これで「終わり」とか、これで「完璧」ということは無いのだと話されました。そして最後に、常に未完成の難事業が眼前に横たわっていると意識しながら物事に取り組むことが重要である述べて講義を締めくくられました。

 

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