「柏市歴史企画展」への協力について

七月二十一日から十一月二十三日までの間、柏市郷土資料展示室(沼南庁舎二階)にて、『柏の旅人(旅には理由が必要だった)』と題した歴史企画展が催されています。龍泉院からは、現物の出品はありませんが、什物庫で収蔵する大きな絵馬について、パネルでの展示という形で、市教育委員会に協力させていただきました。

私も某日に展示品を鑑賞させていただきましたが、当院と同じような様式の大きな絵馬が複数展示されていました。龍泉院の絵馬は「筑波山参拝の絵馬」ですが、他寺からの展示品には、「善光寺」「出羽三山」「日光」「富士山」等々の参拝絵馬と、バリエーションに富んだ絵馬が複数、パネルと現物で展示されていました(もちろん巡拝絵馬だけでなく、「往来手形」「旅日記」「携行品」等の展示もありました)。

今とは違い、昔の日本は自由な往来が制限されていました。それでも人々は、各地を旅し、様々な景色や文化との出逢いに、強い思いを持っていたと思います。展示では、その憧れや情熱を展示品からうかがい知ることができ、時代を超えて受け継がれる旅の魅力を感じることができました。

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