龍泉院ホーム arrow 行事報告 arrow 平成二一年六月一三・四日一夜接心
平成二一年六月一三・四日一夜接心 プリント

img_4003.jpg 今年も6月13・14日にわたり一夜接心が行われました。午後2時に上山し、小畑代表幹事さんからオリエンテーションを受けた後、午後3時に椎名老師の「これより本年度一夜接心開始」とのご発声で、第一炷が開始されました。
 第一炷が始まってから暫くした時、突然ご老師の「一炷目からうたた寝しない!」との一喝が入り、全員ハッとして背筋をビシッと伸ばした次第です(誰ですか、うたた寝していたのは)。
 ふだんの月例参禅会では一炷が30分ですが、一夜接心では40分となります。僅か10分しか長くないのですが、この10分間が非常に長く感じられます。まだまだ修行が出来ていない証拠です。


img_3962.jpg ようやく第一炷目の坐禅が終り、禅講に移りました。一昨年の一夜接心から、禅講のテキストは『学道用心集』を使用しています。『学道用心集』は10章から成りたっており、昨年は6章まで読み進みましたので、今年は第7章からご提唱をいただきました。『学道用心集』の前半5章は、学道の意義について、道元禅師がお示しなられたもので、後半の5章は、学道のあり方についてお示しになられたものです。
 

 今回の禅講でも感銘したことは多かったのですが、特に、第7章の中に「法我を転ずると、我法を転ずる」というお言葉には、難解さと共に非常な感銘を受けました。前半の、仏法が私を根本的に変えてくれることは、理解できます。しかし後半の、私が仏法を自由に操縦することができるということは、理解しがたいものがあります。
 この「我法を転ずる」の意味ついて、ご老師からは次のような解説がありました。
 「仏法の教えは文字に書かれている文字面だけで判断して、こうだと決め付けては邪道に陥ってしまう。自分の参禅・学道という実践行を通じて、文字を読まなくてはいけない。そうすれば、同じ文字を読むのも、大分解釈が違ってくる。『あ!こうでなくてはいけない』というベストの答えがわかってくる。坐らないとわからない世界がある。経文に金縛りにならないで、経文を自分の方に引き寄せて、『ああ、こうなんだ』と、ストーンと体得する世界に達する。こういうことが『我法を転ずる』ことだと思います。」
このように、難解な語句を、非常に明快にしかもわかりやすく、解説していただきました。有難いことです。


img_3967.jpg この後、療養中の清水さんがご供養してくださいました上州うどんなどの入った、典座さん心づくしの薬石をいただきましたが、これ以降の報告は、9月の参禅会でお渡しする『明珠』に寄稿いたしますので、お待ち下さい。 (秀嗣)

 

 

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最終更新日 ( 2010/09/20 月曜日 09:36:29 JST )
 
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