龍泉院ホーム arrow 行事報告 arrow 平成三〇年一二月歳末助け合い托鉢報告
平成三〇年一二月歳末助け合い托鉢報告 プリント
img_1609.jpg-1.jpg12月16日午後1時より午後3時まで、時たま小雨の降る中、柏駅東口ペデストリアンデッキで歳末助け合い托鉢を行いました。寒空での歳末助け合い托鉢は一年を締めくくる修行の場となっており、参加者はご老師、小畑代表以下11名でした。
12時半に長全寺さんに集合し、本堂の前で『般若心経』一巻をお唱えしてから隊列を組んで柏駅に向かいました。
東口に到着後、首から浄財と書かれた箱を吊るし、一列に並んで「歳末助け合いにご協力ください」と、行き交う人達に声を掛け始めました。するとかわいい女の子が駆け寄って来て、浄財箱に次々と小さな手でご浄財をご喜捨してくださるではありませんか。その姿を見ながら、〝今年は最初からご協力くださる方が来てくださり、今年は幸先が良いな〟と思っていたら、河本さんが「うちの孫が来てくれたか」と、照れながら女の子に話しかけてきました。
〝あれ、身内の方だったのか〟と一瞬思いましたが、河本さんのお宅では、お孫さんに立派な宗教教育をなされているから、この寒空の中を我々のために駆けつけて来てくれたのだと感じた次第です。
img_1611.jpg-1.jpgその後は通行人は多いものの、なかなかご喜捨くださる方はいません。だが念仏を唱えるように「歳末助け合いにご協力をお願い致します」と繰り返し無心に呼びかけていると、ふと浄財箱にお金を入れてくださる方が現れます。ご喜捨くださる方に気づき、あわてて両手を合わせ「有難うございます」とお礼を述べますが、その時にはご喜捨くださった方はもうすでに立ち去っているので、後姿に深々と頭を下げるばかりでした。
この寒空に立って「歳末助け合いにご協力を」と呼びかけても、なかなかご喜捨してくださる方は少ないものです。しかし通行している人にとっては、「歳末助け合いにご協力をお願い致します」と呼びかけられても、立ち止まって財布からお金を出して喜捨することは、大変面倒だし、なかなか勇気のいることです。自分が普段、歳末助け合いの募金箱の前を通り過ぎることを思うと、そのことはよくわかります。従ってご喜捨下さった方には、布施の志の強さと勇気に、改めて感謝を申し上げたいと思います。
托鉢が始まり一時間経過すると、足元からじんじんと冷たさが伝わってきて、体がこわばってきます。時々足踏みをしながら体をほぐし、寒さに打ち勝つように、一段と声を大きくして、「歳末助け合いにご協力を」と叫びました。
img_1625.jpg-1.jpgそうこうして午後3時近くになり、ご老師から「終わりにしましょう」と声を掛けられ、正直なところホッとしました。貴重な浄財の入った箱をかかえながら撤収作業に取り掛かり、その後うどん市東口店へ向かいました。
小畑代表から振る舞われた暖かいうどんで体が温まり、今年も無事托鉢修行をやり終えたという達成感で心も温まり、身心温まったところで帰路につきました。
この日の托鉢で、皆様から頂いた浄財は54,136円でした。この貴重な浄財は朝日新聞厚生文化事業団に「東葛坐禅クラブ」の名で全額寄付致しました。

最終更新日 ( 2018/12/19 水曜日 10:42:33 JST )
 
< 前へ   次へ >
Copyright (C) 2008 ryusenin.org All Rights Reserved.