平成二八年一〇月定例参禅会報告 プリント

今月の提唱

『正法眼蔵』「自證三昧」の巻(9)

img_8953.jpg-1.jpgみしれるものは、あきらめざると決定せり。つひに大法をあきらめず、いたづらに口吧吧地のみなり。
しかあればしりぬ、洞山の微和尚、まことに後鑑あきらかにあやまらざりけりといふことを。宗杲禪師に參學せるともがらは、それすゑまでも微和尚をそねみねたむこと、いまにたえざるなり。微和尚はただゆるさざるのみなり。準和尚のゆるさざることは、微和尚よりもはなはだし。まみゆるごとには勘過するのみなり。しかあれども、準和尚をねたまず。而今およびこしかたのねたむともがら、いくばくの
●(憎-曽+麻)懡らなりとかせん。
おほよそ大宋國に佛祖の兒孫と自稱するおほかれども、まことを學せるはすくなきゆゑに、まことををしふるすくなし。そのむね、この因縁にてもはかりしりぬべし。紹興のころ、なほかくのごとし。いまはそのころよりもおとれり、たとふるにもおよばず。いまは佛の大道なにとあるべしとだにもしらざるともがら、雲水の主人となれり。
しるべし、佛佛祖祖、西天東土、嗣書正傳は、
靑原山下これ正傳なり。靑原山下よりのち、洞山おのづから正傳せり。自餘の十方、かつてしらざるところなり。しるものはみなこれ洞山の兒孫なり、雲水に聲名をほどこす。宗杲禪師なほ生前に自證自悟の言句をしらず、いはんや自餘の公案を參徹せんや。いはんや宗杲禪老よりも晩進、たれか自證の言をしらん。
しかあればすなはち、佛道の道自道他、かならず佛祖の身心あり、佛祖の眼睛あり。佛祖の骨髓なるがゆゑに、庸者の得皮にあらず。

正法眼藏第六十九

爾時寛元二年甲辰二月二十九日在越宇吉峰精舍示衆
同四月十二日越州在吉峰下侍者寮書寫之 懷弉



img_8960.jpg-1.jpg岡本寺宝展リーダーからのお知らせ

・チラシの配布を行っていただける方はを10月中に配布します。

小畑代表幹事からのお知らせ

・12月4日の成道会へ参加される方は出席のご連絡をお願いします。

 

清水さんからのお知らせ

奈良康明先生が11月14日(月) 16:30より深澤キャンパスのアカデミーホールで講演会を行います。

 

ご老師からのお知らせ

・記念講演会のために、プロジェクターとスクリーンが必要です。お持ちの方は、ご提供いただけると助かります。
東北旅行の後、お疲れかのところ、五十嵐さんがお独りで坐禅堂で作務をしておられた姿を見て感激しました

今月の司会者 
加藤 孝
来月の司会者 山桐 照夫
今月の参加者 31名
最終更新日 ( 2016/11/29 火曜日 16:03:42 JST )
 
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