平成二五年八月施食会報告 プリント
img_4264-1.jpg今年も8月16日(金)午後1時から龍泉院の施食会が行われました。参禅会員は午前8時半に大悲殿に集まり、男性陣は本堂の飾り付けにとりかかり、女性陣台所で冷たい飲み物などの手配などを始めました。
本堂の幕張や柱の飾り付けは杉浦さんが陣頭指揮をとる。施食架は前年の写真を見ながら各種位牌、洒水、茶湯などの位置を、また施餓鬼幡などの掛ける位置を確認し、飾り付け作業を進めていきました。さらに参加者の坐る椅子を並べて、10時には本堂の飾り付けは終わったが、法要が始まるまでの間少し時間があるので、坐禅堂で一炷坐ることにしました。
大悲殿に戻り、早めの昼食のお弁当をいただき、本堂の案内係と駐車場の整理係の二班に分かれて排備に就く。

img_4258-1.jpg猛暑の中、12時半ごろから参加者が集まり。午後1時頃には100名近く集まり、本堂は満席となりました。新盆者の中には、昨年ご主人の大坂昌宏さんを亡くさられた大阪晶子さんもいらっしゃいました。

冷房の効いた本堂で、午後1時過から小田原市の大長院住職小早川浩大老師の法話が始まりました。小早川老師は現在曹洞宗宗務庁総合研究センターの研究員に就かれていますが、小早川老師が駒澤大学大学院時代に椎名老師の授業を受けたこと、また昨年10月に開催された総合研究センターの学術大会では、椎名老師が「北関東における近世洞門学僧の研究」の総括をお願いしたことなど、椎名老師にはこれまで大変お世話になったことを冒頭に話されました。
小早川老師は椎名老師が龍泉院の住職のほかに、禅学研究者としても多くの優れた研究成果を挙げられ、最近では『五山版中国禅籍叢刊』を発刊されたことを例に、禅学研究の大変優れた研究者である一面をお話しになり、その成果は小早川老師の研究にも活用されているとの事でした。
img_4284-1.jpgご法話の後半は、菩提薩埵四摂法の内から「愛語」についてお話になられました。禅宗とは坐禅をもとに人と人との繋がりを大切にするところである。ともすれば日常生活の中で人と人との繋がりの大切さを忘れがちである。人と人との繋がりの大切さを忘れずに実践するには、「愛語」を身につけることであると示されました。
「愛語」とは他人を慈しみ愛する心から生まれてくる言葉です。面と向かって聞けば嬉しくなるし、面と向かって相手に伝えなくても、人づてに伝わって聞いた場合には、さらに聞く人の心に響くものである。日々の言葉を発する場合にも、聞く立場の人を思いやって発することが大切であると説かれました。
小早川老師のご法話が終わり、午後2時から施食会の法要が始まりました。法要は約1時間半ほど行われ、その後、蘇東坡を本堂から出して並べ、本堂の後片付けに取りかかりました。
これで施食会のお手伝いの一連作業は終わり、ご老師から労いのお言葉とお弁当をいただき散会となりました。
最終更新日 ( 2013/08/17 土曜日 22:22:41 JST )
 
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