龍泉院ホーム arrow 行事報告 arrow 平成二八年一二月歳末助け合い托鉢報告
平成二八年一二月歳末助け合い托鉢報告 プリント
img_9047.jpg-1.jpg12月18日に龍泉院参禅会による「歳末助け合い托鉢」が行われました。12時半に御老師と参禅会員12名は長全寺さんに集合。般若心経を一巻お唱えしてから、「歳末助け合い拓鉢」と書かれた旗を先頭に柏駅に向かいました。13時から柏駅東口のペデステリアンデッキで「淨財」と書かれた募金箱を首にかけて、駅前を行き交う人々に喜捨を呼びかけました。
今年もひとつ面白いことがありました。ご老師は平然と鈴の音さわやかに読経しておいででしたが、托鉢も終盤に入り、立ちっぱなしで足が突っ張りかけてきました。そのような時、年は20歳前後の三人組の強面の男の子たちが、ご老師を取り囲むように迫ってきたのです。隣にいた小畑二郎さんはご老師の身に間違えがあってはいけないと思い、「お礼のチラシ」を渡すふりをして、ご老師のそばに近づきました。
すると、何と、そのうちの一人が自分の持っていた小銭入れの中のコインを全部、ご老師の募金箱に開けるではないですか。「ご利益があるように」とか言いながら。後の二人も同じく小銭をご老師に喜捨してくれたのです。
ご老師は、やさしく「どうもありがとう。良いお正月が来るよ。」と呼びかけると、若者たちも笑顔で応え、駅の改札口の方に去っていきました。なんともさわやかな出会いでした。参禅会への誘いを手渡しておいたので、ひょっとしたら、龍泉院にも来るかもしれません。このような若い人たちとの出会いがあるので、年寄りには厳しい歳末の托鉢ですが続けられるのです。
img_9052.jpg-1.jpgもう一つトピックスがありました。一人の女性が募金をしてくれそうなので頭を下げると、こう問いかけてきました。「何で募金活動をしているのですか?」何ともストレートな質問である。
こう問いかけられた会員はこれまで考えたことがないので、「毎年恒例の歳末の一行事として身についた活動です」としか答えようがなかったのです。
するとご婦人は「坐禅会の活動のようですが、坐禅をして何か得るものがありましたか。何か変わりましたか?」と問いかけてきたのです。
問われた会員は「変化を期待して坐禅に入りましたが、老師に為坐禅はいけないと教えられましたので、何も考えずにただ坐るだけです。これが至極簡単なようで難しいのです。しかし、自分の中で何かが変化し、大きく変わったと確信しています」と答えたそうです。さらに「貴女も座ってみませんか」と東葛坐禅クラブのチラシを渡したそうですが、はたして反応や如何でしょうか。
img_9053.jpg-1.jpg「歳末助け合いにご協力を」と行きかう人々に声をかけること2時間、陽が陰りだした15時に拓鉢は終わりました。今年の托鉢は穏やかなお天気に恵まれましたが、時期はやはり師走なので、寒さで体はコチコチに固まり、歩き出すと足がスムーズに動きません。気遣いの深い小畑代表幹事さんの計らいにより、柏神社の傍にある「うどん市」で温かいおうどんをいただくことができ、体も心もほころんできました。
今回の托鉢行でいただいたご喜捨は57627円となり、前回と同じく全額を朝日新聞厚生文化事業団に寄付することにいたしました。






最終更新日 ( 2016/12/29 木曜日 16:40:13 JST )
 
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